尾鈴山 甘茶谷右俣 万吉谷

平成15年6月1日

観測史上2番目の5月30日に台風が上陸、宮崎地方には300mmを越す雨量が計測された。
急遽企画された甘茶谷遡行、夕方、北九州を出発し別府、大分、延岡、日向を通過し尾鈴キャンプ場までのロングドライブとなった。駐車場にPM10:30到着、早速テントを張り、かるく小宴会、不気味な沢の音を聞きながら寝付いた。
先週の長崎・多良山系八丁谷は水量が少し寂しい気もしたが今日の甘茶谷は違う
台風一過で水量はハンパなものではないが天気は快晴楽しい遡行になりそうだ


AM5:00起床 朝食をとり、7:05林道の分岐(745m地点)にて入渓の準備300mほど林道を下り二股下部へ沢に降りる
やはり水量がすごい

7:15 甘茶谷が右俣と左俣に分かれる
水圧に負けないように右岸へと渡渉
670m地点

8:50 二股分岐でコースを確認
左へルートをとる
960m地点

沢も終盤と思われるがかなり上部まで
水が枯れない

10:00 沢をぬけ沢靴から登山靴へと履き替える
     1250m地点
     

10:20 山頂到着(1405m)
10:35 山頂出発
11:12 甘茶登山口到着

ふだんはなんでもないだろうと思われる所も滝と化している

台風が過ぎたばかりなのに水が透き通っている
最高に気持ちいい
やはり宮崎の奥地はきれいなのだ

今日の核心部であろうか
足場がすべって苦労した
滝の上部を通過する時は
水流に足が捕られないように
一歩づつ足を安定させないと
少し不安であった

ナメは斜滝になっている
斜度が強いところは足がすくわれそうになるがついニコニコとなる

もう一息と気合で登れば目の前に尾鈴神社が
現れた、一礼し、すぐ横の山頂を踏む

白い水流
萌える新緑
青い空
最高の沢日和です

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参考HP
山岳同好会 嵐
自然派マガジン山旅人の雑記帳