3日目
朝テントを出ると隣の女性は早立したようだ、後で聞くと
4:30に出発したらしい
6時前の出発は遅いかもしれないが今日も長丁場が予測される
キレット小屋手前で2人組に会う、キレットが雪で埋まりはしごがはずされ降りれないし、その後も登れなく引き返したのだという
小屋に着くと今度は先行した女性がキレット付近から罰印のジェスチャーをしている
小屋前で会うとやはり同じようなことを言う
ザイルはあると言ったが結局引き返すらしい8時間ぐらいかければ五龍山荘に戻れるだろう
心配なながらキレットへ
やはり雪がビッチリついて下が見えない
懸垂の支店があったのでザイルを張り空身で下見にいった
ハングしているようだがザイルは下まで行けそうだ
向こうの雪壁もなんとかなりそう
ザックを担いで懸垂に入ったが途中は空中懸垂になる
今までで一番緊張の懸垂となったなんせザックが重く空中懸垂になると頭が下になった、絶対落ちられない、右手に力が入る
写真の右を越えて降りればはしごまで
30-40のザイルで降りれるが写真のルートを降りればキレットの通過地点に降りる
ザイルは50mでいっぱいです
エーデルワイス新製品のシャープ8.5m×50
を使用しました
キレットからの剣岳
しばしここで呼吸を整えました
鹿島鎗南峰が見えてくる
手前が北峰
剣方面から少し天気が
崩れだしているようだ
最後の核心部
北峰西面のトラバース
非常に微妙でした雪と雪の間のガレ場は雪解け水で下に向かって崩れるばっかり手と足で4等分、4本足ですばやく通り抜けるしかない!!
吊り尾根でホット安心
すべての核心部が終わったはずなのに
前方の南峰の登りで足がつる、とんでもないところが核心部に変わった
鹿島鎗山頂
はじめて写真を撮ってもらいました
鹿島鎗山頂から
冷池山荘・爺ヶ岳・種池山荘を
見渡す
冷池山荘は改装中でした
爺ヶ岳からは冬道、南尾根を下山しました
南尾根
南尾根中間地点
ビバークサイトにもってこいの場所でした
テントが5張りほどありました
テントの中からは楽しそうな声が・・・・・
よう〜し、気合を入れて降りて蕎麦に酒を飲むぞ〜〜〜
南尾根は黒金尾根(祖母)似よく似ていました
下りは爺ヶ岳から1300mを下ります
写真は南尾根が柏原新道と合流する地点
八ツ見ベンチ
ゴール
爺ヶ岳登山口
17:30でした